完成見学会を只見町黒谷地内で
8月6・7日の二日間、施主様のご厚意により、
開催いたしましたところ、
省エネ性や新築住宅全般に関心のある方々が多くご参加
くださいました。
何かとご多忙のところ、また、非常に暑い中での
ご参加、誠にありがとうございます。
株式会社星工務店が開催する、
構造見学会、完成見学会は何でも包み隠さずオープンに
ご覧いただけます。
隠したいところもないので堂々とお見せできるのです。
省エネ基準適合義務化の先にある課題
住宅を取り巻く環境が大きく変わっている中で、
常に最新の情報をご提供しています。
今後、建築業界全体として考えるべき大きな課題は、
2020年の省エネ基準の適合義務化と言われております。
しかしながら、私はその先にある、
ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス (ZEH)【読み:ゼッチ】の
標準化が大きな問題だと認識しています。
2020年の省エネ基準は、甘い基準でクリアして当然のレベルです。
ZEHの設計ができなければ新築できない時代に!
2020年の省エネ基準の適合義務化は、あくまで通過点であり
その後、ZEHの標準化が2030年を目処に行われます。
このZEH標準化が今後の大きな課題です。
2020年省エネ基準の住宅が年間のエネルギー収支が100とします。
これに対して、ZEHは、年間のエネルギー収支が0なのです。
今後の大きな課題ではありますが、
しっかりと勉強している工務店、設計事務所にとっては
決して難しくはありません。
ZEHの問題は建設費用の増加!
ZEHの場合、一般的な住宅に求められる省エネ性能よりも、
断熱性能を3〜4倍の性能にする必要があります。
さらに、太陽光発電などの創エネ設備が必要になりますので、
どうしても、建設時の費用の増加は避けられないのです。
しかし、住んでからは、エネルギー収支がゼロ!
ですから、ランニングコストが大幅に抑えられる住まいになるのです。
次回は構造見学会でお会いしましょう!
今回の完成見学会では、キッチンやお風呂など、実際に
住んでからの設備を含めて、ご覧いただけたことと思います。
次回は南会津町田島字行司地内で構造見学会の開催を
予定しています。
完成見学会とはまた違った視点で、建築工事中の一番大事な
壁の中や、どうやって耐震性能を上げているかなど、
住まいの基本性能に関わるとても重要な部分を
ご覧いただけるかと思います。
8月の下旬に構造見学会の開催を予定しております。
皆様のご参加をお待ちしております。
見学会に関するお問い合わせはこちらからお願いします。
1級建築士の星隆行が直接お答えいたします。
電話の場合はこちら>>> 0241-73-2117