壁倍率とN値計算の関係とは?

前回のブログでは、耐力壁の種類と特性について
1、耐力壁とは?
2、耐力壁の種類
3、壁の強さ=壁倍率
の3つに分けて、お話をさせていただきました。
今回のブログでは、前回の続編として
壁倍率とN値計算の関係について、
お話をさせていただきます。

【N値計算とは?】

N値計算という言葉は少し聞き慣れない言葉ですね。
平成12年の告示により、全ての木造建築物についての簡易的な
構造計算の方法について規定されたもので、告示改正後、
20年近くになりますが理解していない方も少なくありません。
この【N値計算】では、
地震時に柱の上下に加わる引き抜き力の大きさを求め、
適切な構造金物を選定する事を目的としており、
建物の倒壊や損傷を防ぐことにもつながります。
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大きな倉庫新築中

南会津町界地内で施工中の某会社様の倉庫新築工事現場は
順調に進んでおり建て方を開始しました。
物置(倉庫)は、皆さんが考えているよりも、
申請手続きは複雑ですので、
今後、物置や倉庫の新築などをお考えの方のために、
その理由をご説明したいと思います。
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躯体検査

eri

先日、瑕疵保険の加入要件である、
木造躯体の瑕疵検査を受けました。
もちろん、結果は何の問題もありません。
柱の上下(柱脚、柱頭)の引き抜きに対する金物は
いくつかの選定方法がありますが、
私はN値計算で選定しています。
N値計算だと適正に柱に作用する引抜き力を算定でき
その場所にあった金物を使うことができます。
もちろん家全体の構造計算も行ない、構造的な確認を
行うのは言うまでもありません。
一方、金物を計算ではなく求める方法として、
仕様規定というものがあります。
簡単に言うと、ここの部分の柱にはA、出隅の部分はB。
といったように、あらかじめ部分により決められた金物を
選択する方法です。
適材適所とならない事が多いのでお勧めできません。
検査員の方も、「星さんの現場は検査が楽です」って。。。
ごく稀に、N値も仕様規定もわからない工務店さんが
居るそうで、金物がついていない場合もあるようです。
「木造の継ぎ手及び仕口の構造方法を定める件
(平成12年5月31日建設省告示第1460号)」で、決められています。
14年も前に決められています。

検査が終わって、現場で少しお話しましたが、
省エネ性の話になって、しっかりされている工務店の検査は
頻繁にあって、あまり理解されてない工務店はあまりないそうです。
今後はこの差がどんどん広がるでしょうね。
今年、工事現場でフェノバボードを見たのは初だそうです。
もちろんオリジナルの新在来パネル工法は我が社の現場だけですが、、、